カーポートSCのメリット5選!これはおすすめできる!

こんにちは。エクスプランです。

先日「カーポートのSCのデメリット4選」という記事を公開しました。

カーポートSCはメリットもたくさんありますが、デメリットもあるのでそれを分かってから購入したほうが満足度が上がると思います、という内容でした。

今回は純粋にカーポートSCのメリットを解説していきます!
カーポートSCはかっこいいし強度も高いのでメリットたくさんあります^^

それでは早速メリットを紹介してきますね!

目次

メリット① かっこいい!唯一の見た目

カーポートSCはかっこいい リクシルのカタログより抜粋

カーポートSCと言えば「かっこいいカーポート」の代表ですよね。

従来のカーポートと言えば、本体はアルミなのですが、屋根材がポリカーボネートかスチール折板(ガルバニウム鋼板)のどちらかでした。

従来のカーポート

カーポートSCは本体は従来と同じくアルミで、屋根材もアルミで統一されていて、非常に見た目がスッキリ・スタイリッシュになっています!

さらに梁を屋根材の下ではなく上に持ってきて、屋根を吊り下げるような構造にすることで、屋根を下から見上げるとビスが見えず一体感のあるデザインに仕上がっています。

これが非常に美しい。。。

枠も薄く作られていて、これもすっきりした印象を与えてくれます。

雨樋も従来のカーポートとは違います。

柱の中に埋め込まれており、パイプが見えない構造になっているんですね。

カーポートSCの雨樋の構造 リクシルのカタログより抜粋

渋滞のカーポートも「スマート雨樋」というオプションを取り付ければパイプを隠すことは出来ますが、カーポートSCは最初から雨樋のパイプが見えない構造になっています。

メリット② 耐風圧強度が高い

カーポートSCはかっこいいだけではなくて、耐風圧強度(風に対する強さ)が高いということも特徴の一つです。

現在世の中で最も普及しているカーポートの耐風圧強度は38m/sです。
15~20年くらい前は34m/sでした。

最近は耐風圧強度42m/sという商品もたくさん出始めています。
これからのカーポートの強度は42m/sが標準になってくると考えられていますが、カーポートSCはこの耐風圧強度42m/sの強度を持っています。

現在最も普及している屋根がポリカーボネートのカーポートですが、耐風圧強度以上の風が吹くと、屋根材のポリカーボネートが外れてしまうことがあります。

これは不具合ではなく、そのような構造になっています。

カーポートSCはアルミの屋根材を梁にビスで固定しているため、屋根材が外れるといった不具合が起こることはないと思います。

カーポートSCが発売されて約5年経ちますが、現在のところ屋根材が外れたなどの不具合は私の知る限りゼロです。

また、雪にも風にも強いカーポートSW・STという、いわゆる「折板屋根のカーポート」という最強の商品があるのですが、この屋根材はガルバリウム鋼板という、中身が鉄で作られている金属性の屋根材です。

カーポートSCと同じ「金属製」の屋根ですが、カーポートSCはアルミ製でカーポートSW・STは鉄製なのでサビに対してはカーポートSCの方が有利です。(アルミのほうが圧倒的にサビにくいです)

海から近い場所にカーポートを取り付けたい場合も、カーポートSCはオススメできる商品です。

メリット③ 屋根下は完全遮光

カーポートSCの屋根下は完全遮光

実はこのメリット「屋根下は完全遮光」なんですが、デメリットを紹介した記事で、デメリットとして解説した内容でもあります。

完全遮光にはデメリットだけではなく、メリットもあります。

日光を完全に遮るのは車にとってはメリットなんですね。

世の中って意外とこういうことって多いと思っています。一見デメリットに見えることでも見方を変えるとメリットになることもあります。

車に直射日光が当たり続けると、車の塗装に良くないですし、夏場は車内の温度がかなり高くなってしまったりダッシュボードなどの劣化にも影響します。

車の中、めちゃくちゃ熱くなりますからね!シートはもちろん、ハンドルが持てないくらい熱くなることもあります。シートベルトの金具に肌が触って、火傷したかと思ったこともありました・・・

一般的なポリカーボネート屋根のカーポートも、カラーによってはある程度熱線をカットしてくれれますが(紫外線は99%カットしてくれます)、カーポートSCのような完全遮光のカーポートと比較するとやはり差は大きいです。

メリット④ 光沢を抑えたマットなカラー

カーポートSCのカラー

カーポートSCは本体も屋根材もすべてアルミカラーです。
天井部分だけど木調にすることはできますが、基本的にはアルミカラー。

そしてこのカラーにも特徴があります。

選択できるカラーは

  • シャイングレーF
  • ナチュラルシルバーF
  • ブラック

の3色で、それぞれのカラーの単色はもちろん、ツートンカラーも選択できます。

ここで説明をしておきたいのがシャイングレーとナチュラルシルバーの「F」です。
これは艶消しという意味で、従来のカラーとは異なっています。

例えばLIXILの他のカーポートのネスカやフーゴのシャイングレーと、カーポートSCのシャイングレーFは異なるカラーです。

従来のカラーは日光が当たると反射して明るく見えるのですが、艶消しのFのカラーは日光の反射を抑えています。

どちらが良いと言うことは個人の判断になってしまいますが、個人的には艶消しのシャイングレーFとナチュラルシルバーFは非常に落ち着いた高級感のあるカラーだな感じます。

メリット⑤ 耐積雪強度50cmも選択可能

カーポートSC1500タイプ リクシルのカタログより抜粋

カーポートSCが発売されたときは、一般地域用の耐積雪強度20cmのみのラインナップでしたが、数年後に積雪地域用の耐積雪強度50cmが発売されました。

ただ、単純に耐積雪強度がアップした商品なのではなくて、デザイン面や使い勝手にも影響する変更があります。
では違いや特徴を見ていきましょう。

1台用でも両支持タイプ

耐積雪強度20cmのカーポートSCの1台用は、片側に柱が2本建ついわゆる片流れという商品でした。
※横幅が3.3mの場合のみ、片側に柱が3本建ちます。

耐積雪強度50cmのカーポートSC1500タイプの1台用は、左右の両方に柱が建つ、両支持タイプになっています。

片側だけに柱が建つ場合と、両側に柱が建つ場合では、圧迫感や注射の際の使い勝手が大きく変わります。
やはり片側だけの方が使いやすいですが、強度はと言うと、両側に柱が建つ方が圧倒的に強いです。

横幅が3.3mの場合、耐積雪強度20cmは片側に柱3本でしたが、耐積雪強度50cmはというと、柱は4本です。

2台用は柱が4本→6本に

耐積雪強度20cmの2台用は左右に柱が2本ずつ、合計4本でしたが、耐積雪強度50cmになると左右に柱が3本ずつ、合計6本になります。

これくらい柱があると、積雪用のカーポート、という感じがしますね!

2台用は全てのサイズで柱6本タイプになります。

耐風圧強度が42m/s→46m/sに

耐積雪強度50cmの1500タイプは、実は風に対しても強度がアップします!

耐積雪強度20cmのカーポートSCの耐風圧強度は42m/sですが、耐積雪強度50cmのカーポートSCの耐風圧強度はなんと46m/s。

これは最強と言われるリクシルのカーポートSW・STをいう折板屋根のカーポートと同じ強度を持っています。

デザインが優れていて、さらにここまでの高強度。

売れるはずですね。

まとめ

今回はLIXILの大人気のカーポート「カーポートSC」のメリットを5つ紹介してきました。

  • メリット①かっこいい!唯一の見た目
  • メリット②耐風圧強度が高い
  • メリット③屋根下は完全遮光
  • メリット④光沢を抑えたマットなカラー
  • メリット⑤耐積雪強度50cmも選択可能

この5つでした。

カーポートSCは本当によく売れていますが、正直ここまで売れるとは思っていませんでした。

いわゆる高級なカーポートの部類に入ると思います。一般的なカーポートの2〜3倍の値段がするわけですから。

今までにも高級路線のカーポートはありましたし、現在もカーポートSC以外でもいくつかラインナップされています。
しかし、売れている台数が圧倒的にカーポートSCの一人勝ちです。

今最も人気のあるカーポートと言っても良いと思います。

ただ、金額はカーポートの中では高額な部類なので、メリットとデメリット、両方とも理解して検討してみてください。

カーポートSCをご検討されている方の参考になれば嬉しいです^^

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