住宅の断熱・結露・遮音対策なら内窓を取り付けよう!

こんにちは、エクスプランです。

このブログでは住宅外回りの外構工事やエクステリア商品の情報発信をしていますが、今回は住宅の窓の内側にもう一つ窓を取り付ける「内窓・二重窓」について解説をします!

内窓の取付工事は、1ヶ所1時間もかからないくらいで完了しますので、よほど窓の多い住宅でない限り、住宅全体の窓に内窓を取り付けても1日で工事が完了することがほとんどです。
非常にお手軽に窓のリフォーム工事が出来てしまいます。

そして内窓の効果は

  1. 断熱効果
  2. 結露軽減
  3. 遮音効果
  4. UVカット
  5. 侵入防止効果
  6. 経済性

と、非常に多くのメリットがあります!

たくさんの住宅に取り付けてきましたが「冷暖房の効きが良くなった」「道路からの騒音が軽減された」など体感として良い変化があったという感想も多くいただいています。

お手軽にリフォーム工事が出来て、効果も体感しやすい内窓・二重窓。
メリットやデメリット、ガラスの種類や金額など、詳しく説明していきますね!

目次

内窓のメリット

先程上で項目だけ紹介しましたが、内窓の代表的なメリットを6つ解説していきます。

断熱効果

内窓の断熱効果

内窓を取り付ける目的の多くは「住宅の寒い、暑いを緩和したい」ことですね!
これは外が暑いときは中を涼しく、外が寒いときは中を暖かくしたいということ。

つまり断熱効果をUPしたいということです。

既存の窓と内窓の間に空気層ができます。この空気層が断熱に効果があるんです。
内窓のガラスを複層ガラスにすると、さらに断熱効果はUPします。
※ガラスの種類に関しては後述します。

結露軽減

内窓の結露軽減

冬場は外が寒く家の中が温かい状態になりますが、ガラスは外気によって冷やされています。空気中に含まれる水分が冷やされたガラスによって水滴に変わります。これが結露です。

内窓は結露を軽減してくれます。
室内に水分が多い場合(ストーブの上にやかんを置いて加湿しているなど)は、内窓を付けても結露してしまうこともありますが、ほとんどのケースで結露対策になります。

遮音効果

内窓の遮音効果

道路の近くに窓がある場合、車の騒音など、気になりますよね。
家の中で音楽を聞いたり、子どもたちの声が外に漏れるのが心配ということもあります。

内窓は遮音にも効果があります。
音が住宅内に入ってくるかどうかは窓だけの問題ではない場合もありますが、今まで内窓を取り付けた経験だとほぼすべての現場で「静かになった!」と喜びの声を頂いています。

UVカット

内窓のUVカット

肌はもちろんのこと、直射日光を浴び続けるとお家の家具も日焼けします。直射日光を浴びると家具も色あせしてきます・・・

内窓でガラスの種類を高遮熱仕様にすると、紫外線を82%もカットしてくれます。

侵入防止効果

内窓の侵入防止効果

内窓には鍵(クレセント)がついていますので、二重のロックがかかります。

泥棒の侵入の半分以上は窓からということなので、防犯性が高くなります。
内窓のガラスを「安全合せガラス」にすると割れづらくなるので、さらに防犯性が高まります。

経済性

内窓の経済性

断熱性が高いということは、室内のエアコンの効きが良くなるということに繋がります。

エアコンの効きが良くなると、電気代節約になるので光熱費を抑えることができます。

内窓のデメリット

たくさんのメリットを紹介してきましたが、ここからは私が実際に使ってみた中で、デメリットと感じたことを紹介します。

窓を2回開けないと外に出られない

これ当たり前なことなんですが、お庭への掃出し窓など、開け閉めする頻度が高い窓は、2回開けるのがめんどくさいと感じることがあります。

ただ、個人的にはメリットで享受できる快適さの方がこのデメリットよりも上回ります。

掃き出し窓+複層ガラスは若干重い

掃き出し窓と複層ガラスの組み合わせはLDKや寝室でよく見かけます。
内窓の取っ手部分は邪魔にならないようにスリムな設計になっており、若干指が引っ掛けづらい特徴があります。

掃出し窓+複層ガラスは重量があるので、内窓を開ける際に重さを感じる場合が多いですね。

オプションで取手を取り付けることが出来ます。
こちらは出っ張りが出来てしまいますが、通常の取手より開閉はしやすいと思います。

内窓の形状

内窓は、住宅の窓の形に合わせて設置することが出来ます。
サイズに制限はありますが、多くの住宅に合わせることが出来ます。

  • 引違い窓
  • FIX窓
  • 開き窓
  • テラスドア
内窓で選択できる納まり

ガラスの種類と効果

内窓で選択できるガラスはたくさんの種類がありますよ!

よく出るタイプ

単板3mm

単板5mm

一般複層ガラス

Low-E複層ガラス(クリア)

Low-E複層ガラス(高遮熱仕様)

用途が明確なタイプ

和紙調単板ガラス/和紙調複層ガラス(意匠・目隠し)

安全合わせガラス/安全合わせ複層ガラス(防犯用)

強化ガラス/強化複層ガラス

ブラインドイン複層ガラス

オレンジ色の「用途が明確なタイプ」は「よく出るタイプ」より金額が上がります。
・・・結構上がります^^;
なので、よほど強い動機がない限りは「よく出るタイプ」が多いです。

内窓の概算金額

内窓を取り付けるには、実際どれくらいの金額がかかるかを解説します。

まずは一般的に腰窓と言われるサイズ。

横幅約150cm×高さ110cm

ガラスを断熱性の高い「Low-E複層ガラス」にした場合

  • 商品代64,000円→50%OFF→32,000円
  • 工事代28,000円
  • 小計60,000円→66,000円(税込)

概算金額はこれくらいです。

1ヶ所だけ取り付ける場合は工事代が割高になりますので、2ヶ所以上の取り付けがお得になるショップさんが多いと思います。

次に外に出入りできる掃き出し窓の場合。

横幅約150cm×高さ190cm

ガラスは先程と同じく断熱性の高い「Low-E複層ガラス」にした場合

  • 商品代135,000円→50%OFF→67,500円
  • 工事代28,000円
  • 小計95,500円→105,050円(税込)

が概算金額です。

こちらも腰窓と同じく1ヶ所だけの設置だと工事代が割高に感じますね。
内窓はまとめ買いがお得です。

まとめ

今回はエクステリアではなく住宅とお庭をつなぐ窓関連ということで、内窓を紹介しました。

LIXILの内窓、インプラスはお手軽に工事ができて、断熱・遮熱・遮音効果に対して体感があったという声をたくさん頂いています。
たくさん、と書きましたが、実際には取り付けて効果を感じられないという感想は、私の経験では聞いたことがありません。
そして取り付けた日から体感できる即効性もある。

今回ご紹介したデメリットが気にならないようなら、内窓(二重窓)のインプラスはおすすめできる商品です!

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