こんにちは、エクスプランです。
お庭で過ごす時、直射日光が当たり続ける場所だとゆっくり出来ないですよね・・・
今回はエクステリア商品の中でも、特にオシャレなLIXILのオーニング(日除け)を紹介していきます。
屋根となる多くの商品は、本体がアルミ製で、屋根はポリカーボネートというプラスチックような材質なのですが、オーニングは、屋根の部分をキャンバスと言いますが、そのキャンバスがポリエステルやアクリルで作られており、他の商品とは明らかに違う見た目になっています。
これが非常におしゃれで様々なデザインにすることができます。
カフェのテラス席にあるオーニングと同じように、お庭におしゃれな日除けを取り付けることができるんですね。
それではオーニングの特徴と商品紹介をしていきます。
お庭を使い勝手がよく、さらにおしゃれな空間にしたい方はぜひ最後まで読んでいってください。
目次
リクシルのオーニングは彩風(あやかぜ)という名前がついています。
「簡易的な布の日除け」のような商品ではなく、枠はしっかりしたアルミで作られていて、キャンバスの生地も高級感がある商品です。
実はテントメーカーにも負けない品質の優れた商品なんですね。
そんな彩風シリーズですが、4種類のラインナップがあります。
それぞれ簡単に紹介していきますね。

彩風S型が基本の形です。
金額は次に紹介するC型と同じで、最も安い商品ですが、安いからと言って劣っていると言うことではなく、他の商品が上位機種という位置付けです。

まずオーニングをご検討される場合はこのS型か、次に紹介するC型をオススメします。

彩風C型は、金額はS型と同じですが、住宅の外壁に取り付けるボックスのサイズが細くなっています。
オーニングはサッシの上に取り付けることが多いですが、ベランダや何らかの障害物があることでサッシ上の隙間が狭い場合にこのC型が役に立ちます。

ただボックスが細い分、キャンバスの角度設定がS型よりも少ないです。

ボックスの形はC型と同じで細いタイプで、キャンバスの先にスクリーンを取り付けることができるオーニングが彩風CR型です。
屋根部分のキャンバスで日除けや目隠しになるのはもちろん、正面にもスクリーンが付いているので目隠し&日除け効果がさらに高まります。

店舗にも使うことができる大きなサイズのオーニングです。
S型・C型・CR型は、間口4.5m×出幅2.0mが最大でしたが、彩風L型は間口8.1m×出幅3.0mまで対応できる大型のオーニング。
その分金額が高くなってしまうということと、L型の中でも間口5m以上は電動の商品しかありません。
やっぱりキャンバスが大きいと手動での開閉は無理があるので、このような仕様になっています!

基本は手動タイプです。
正面から見て右側か左側、どちらに駆動位置を持ってくるかは決めることが出来ます。
昔は「基本は右で左にする場合は特注扱いで金額アップ」という仕様でしたが、数年前から注文時に左右のどちらでも選択することができ、金額も変わりません。
クランクハンドルが付いてきますが、1.5mが基本で1.25m、1.75m、2.25mを選択することもできます。
(長さによって金額は変わりますが、そこまで大きくは変わりません。カタログに掲載している本体金額は基本の1.5mが含まれた金額です)
電動には大きく2タイプあります。

一つ目はスイッチ式。
壁にスイッチを作るタイプです。
これは壁の中に電気線を通してスイッチを作るので、必ず電気工事が必要になります。
オーニングは大きくエクステリアというジャンルの商品ですが、エクステリアの設置工事と電気工事は同じ施工士さんで対応できないことが多いです。
電気工事は資格が必要なので、オーニングの設置をスイッチの設置は異なる業者さんが取り付けをするということが多いですね。

二つ目はリモコン式。
こちらは外に外部コンセントがあれば、オーニング本体から出ているプラグを外部コンセントに挿すとリモコンで駆動させることが出来ます。
こちらは電気工事が必要ないケースの方が多いです。
住宅の中からでも外からでも離れたところからキャンバスを開閉することができるので、便利ですね!
電動で駆動するオーニングにはさらにオプションで「センサー」を取り付けることが出来ます。
センサーを取り付けると
- 風が強いと自動的に閉じる
- 曇ってくると自動的に閉じる(直射日光が当たると自動的に開く)
- オーニングのキャンバスが揺れると自動的に閉じる
などの動きをさせることができるようになります!

「風力・陽光センサー」と「振動センサー」の2つのセンサーを選択することが出来ます。
注意点としては
風力・陽光センサー
風が強くてセンサーで閉じたキャンバスは、自動的には開きません。
曇った時に閉じたキャンバスは、日光が当たれば自動的に開きます。
振動センサー
風でキャンバスが揺れて閉じたとき、自動的には開きません。
このような特徴があります。
オーニングのキャンバスはたくさんの種類を選ぶことができます。
キャンバスは大きくアクリルとポリエステルの2種類がありますが、ポリエステルの中に3種類あるので、分類としては4種類あります。順番に特徴を見ていきましょう。

非常に美しいデザインで、布っぽい感じがします。
発色性に優れていて高級感があります。
次に紹介するポリエステルよりは耐水性が弱いですが、布自体に撥水加工を施しています。
デザイン性を求めるならアクリルがおすすめです^^

ツルッとした表面が特徴なのがポリエステルです。アクリルは布っぽいですが、ポリエステルはテントっぽいイメージです。
汚れがつきにくく落ちやすいフッ素樹脂コート加工が施されています。防炎にも優れているのが特徴です。
金額もポリエステルが最も安いですね。

ポリエステルを更に汚れを落ちやすくしたのが、このアクアシャインキャンバスです。
光(紫外線)が当たると有機汚れを分解して汚れが流れ落ちやすくなっています。

最も金額が高い(と言ってもそこまで大きくは変わりません)キャンバスがこの熱戦遮断アクアキャンバス。
キャンバスの下はどの商品も日陰になりますが、キャンバスに当たった熱線はキャンバスの下方向の温度を上げます。
このキャンバスは他のキャンバスと比べて約5度温度を下げる効果があります。
日陰がさらに涼しくなります!
また、防汚機能も優れていて、一般のキャンバスよりもフッ素コーティングを強化していて、汚れがつきにくくきれいを長くキープします。
LIXILのオーニングは商品の改良がされているので、雨にも風にも強くなってきました。
ただ、あくまで日除けですので「雨対策としてオーニングを取り付ける」ということには不向きです。
この前提で、多少の雨にも耐えられるように考えると、彩風S型を選択してキャンバスの角度を20度以上に設定するということです。
キャンバスの角度をキツめに設定すると雨が流れ落ちやすくオーニングへの負担は減少します。
しかし、強い雨や長時間の雨などはキャンバスを閉じないと不具合が出る可能性があります。
「オーニングは日除け」という認識は大切だと思います。
雨対策の屋根ということでしたら、テラス屋根がおすすめです。
LIXILのおしゃれな日除けオーニング、いかがでしたでしょうか。
オーニングを取り付けるとお庭の印象がガラッと変わります!もちろん良い意味で^^
駆動するエクステリア商品ですので、故障の危険性はありますが、逆に天候が悪いときなどは収納することができるので他のエクステリアで被害が出たとしてもオーニングは無事だったということもあります。
外で過ごすときに活躍するだけではなく、住宅の窓への直射日光を抑えることもできるので、冷房効果がUPするというデータもあります。
デザイン性と機能性の両方を持っているおすすめできる商品ですので、お庭のリフォームをご検討中の方はオーニングも候補に入れてみると面白いと思います!